突然、アナタの部屋にハエが大量発生したらどうしますか?
これは単に気持ち悪いだけでは済まない問題なんですよね。
ハエの大量発生は家庭の衛生状態を脅かし、家族の健康に影響を与える危険性があるんです!
もし現在、ハエの発生に直面しているなら今すぐ行動を起こすべき!
では
なぜハエが急に大量発生するのか?
どうやって対処すればいいのか?
今回は【部屋にハエが大量発生する原因と予防策】について解説していきたいと思います。
手遅れになる前に必要な対策を行い、ハエによる侵略を食い止めましょう。
- 部屋に発生するハエの種類
- ハエが大量発生する主な原因
- 発生したハエの対処法
- ハエを大量発生させない予防策
部屋に大量発生するハエの種類と特徴
家庭によく現れるイエバエは様々な種類が存在し、それぞれに特徴と好みが違います。
まずこの章では、家庭でよく見かけるハエの種類と特徴について解説します。
小さな侵入者の生態を理解することで、万全の対策法が見えてくるでしょう。
ショウジョウバエ
ショウジョウバエは、体長が3mm程度で黄色がかった褐色をしていて透明の翅を持つハエ。
特に腐敗した果実や野菜に集まることが多く、キッチンや生ゴミに集まる傾向があります。
通称「フルーツフライ」なんて呼ばれているんですよね。
病原体を撒き散らす害虫ではあるんですが、早い成長サイクルは遺伝学や病理学などの研究にも使われる有難い存在でもあるんです。
チョウバエ
チョウバエは、体長が1.5〜4m程度で黒や灰色をしているハエ。
特徴的なのは翅に毛が生えていることで、その風貌から「モジャモジャ」なんて呼ばれたりもします。
湿った環境を好むため、下水や排水口などの不廃物やカビが生えるような場所に多く発生することがあります。
よく、お風呂場のドアなどで見かけることが多いですね。
ノミバエ
ノミバエは体長2〜3mm程度で、黒や褐色が一般的なハエ。
頭部が大きく突出していて、胸部が高く盛り上がっている姿は「ハチドリバエ」なんて呼ばれることもあります。
足が短く体が低い位置にあるため、移動速度が早くて独特の跳躍を見せるんですよね。
腐敗物に集まる傾向があり、繁殖力も高いため大量発生しやすいハエと言えるでしょう。
キノコバエ
キノコバエは体長2〜4mm程度で、黒や暗褐色の体に大きめの翅を持つハエ。
名前にあるキノコはもちもろん、主に腐敗した植物に集まる傾向があります。
家庭では植木鉢や地下室などで見かけることが多いでしょう。
特に植物を育てている家庭は要注意。
部屋にハエが大量発生する主な原因
実は、ハエが大量発生するのは原因があります。
それも一つではなく、いくつかの要因が重なって起こるケースが多いんですよね。
この章では、部屋にハエが大量発生する主な原因について解説します。
食べ残しや生ゴミ
ハエは腐敗し始めた食べ物や、その他の有機物に引き寄せられます。
例えば
- キッチンの残飯
- ゴミ箱の生ゴミ
- ペットのエサや排泄物
- 観葉植物の腐った部分
これらが適切に処理されずに放置していると、ハエにとって格好の繁殖場所となり大量発生の原因となるでしょう。
適切な温度と湿度
ハエは温暖で高い湿度を好みます。
特に日本の夏は高温多湿となり、この時期は特にハエが活発に繁殖を行うんです。
家庭内で特に危険な場所は
- キッチン
- お風呂場
こういった暖かくて湿った場所が、繁殖に最適な条件を与えてしまうんです。
掃除不足
定期的に掃除が行われていない場合、ハエの栄養源となる食べ残しや有機物が蓄積されてしまいます。
特に気をつけたいのは、キッチンやお風呂場の排水口。
表面は綺麗に見えても、少し奥の方はカビやヘドロなどが溜まっていることが多いんです。
季節的な要因
ぶっちゃけ、寒い季節なら少々不衛生でも大量発生とまではいかないでしょう。
しかし昆虫達は、気温が上がり出す春から夏にかけて活発になるんですよね。
これはハエに限ったことではありませんが、特に成長サイクルが早いハエは出現時期が他の昆虫よりも早い傾向があります。
大量発生したハエへの対処法
部屋中を飛び回るハエを、そのままにしておく訳にはいきません。
早急に対処しなければ被害は拡大してしまうでしょう。
この章では、大量発生したハエへの対処法について解説します。
発生源の特定と除去
部屋にハエが大量発生した場合、最初に行うべき対処は発生源の特定と除去。
なぜなら、ハエが繁殖するためにはエサとなる腐敗物や有機物が必要だからなんですよね。
まず
- キッチンやゴミ置き場
- ペット関連の場所
- 屋内植物
- 排水口
具体的な対処法は
- 腐敗している食品を処分すること
- ゴミ箱を清掃すること
- ペットエリアをきれいに保つこと
- 排水溝を開けて溜まった残骸を取り除くこと
こういった状況を改善することでハエが繁殖しやすい環境をなくし、発生するハエの数を効果的に減らすことができます。
ハエ取り紙で絡めとる
ハエ取り紙は粘着性のある特殊な紙で、ハエが触れることで逃げられなくなる仕組み。
このハエ取り紙を部屋のいろんな場所に設定しておけば、飛び回るハエを物理的に捕獲してくれます。
特に、キッチンやゴミ置き場に設置するといいでしょう。
このハエ取り紙のメリットは、化学薬品を使用しないため子供やペットがいある家庭でも安心して使えること。
ただし粘着性はかなり強いので、服や髪の毛なんかに着かないように注意してください。
殺虫剤の使用
市販されている殺虫剤は、ハエを素早く駆除する即効性のアイテム。
スプレータイプの殺虫剤まら直接ハエに吹き付けるだけでなく、部屋全体に満遍なく吹きかけるだけでも効果はありますよ。
その際は、部屋の窓を開けて換気をよくしてから使用するようにして下さい。
ただし、駆除したハエの処理も必要ですので少し手間がかかることも忘れずに。
ハエを大量発生させないための予防策
快適な生活空間を守るためには、ハエが好む環境を作らないことが必要不可欠。そのためには、どうすればいいか?この章では、ハエを大量発生させないための予防策について解説します。
清潔な環境の維持
ハエの大量発生を防ぐ基本は、清潔な環境を維持すること。ハエは食べ物の残りや生ゴミに引き寄せられるため、キッチンや食事エリアを常に清潔に保ってください。具体的には
食べ残しはすぐ片付ける、ゴミ箱は蓋付きにして溜めない、
また、排水口やシンクも漂白剤などを使って汚れやヘドロを分解しておくようにしましょう。
湿度のコントロール
ハエは湿度の高い環境を好むため、部屋に湿気がこもらないようにしてください。特にキッチンやお風呂場などの湿気が多い場所では、換気扇を回したり窓を開けたりして空気を循環させること。換気はハエだけでなくカビの発生も防いでくれるため、お風呂場の換気は非常に重要ですよ。
部屋への侵入経路を塞ぐ
確かに換気は必要ですが、窓を全開にするような換気はハエの侵入を許しやすくなります。このため、窓には必ず網戸を設置しておいてください。窓の右側に網戸が来るように設置すれば、隙間がなく効果的な換気ができますよ。また、破れや窓枠などに隙間が確認できたら必ず修理しておくこと。
ハエの大量発生を防ぐための日常のポイント
部屋にハエが大量発生するのを防ぐためには、日々の習慣と環境の管理がポイントとなります。もう一度おさらいすると
以上のことに注意して、今日からでも実践してみてください。アナタの家を清潔で快適な空間に保つためには、今すぐ行動を起こすことが大事ですから。
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